クルマの豆知識⑪【レギュラーとガソリン】BLOG

前回のお話もあり今回は
ディーゼルとガソリンの違いについて
ディーゼルは軽油とも呼ばれていて、
軽油だから軽自動車に!というのも聞いたことがあります。
絶対にあかんです。

 

ハイオクとレギュラーの違いは書きましたが、
軽油とガソリンの違いはおわかりでしょうか?

 

この軽とは何でしょうか?
原油を蒸留する際に底に残るのが「重油」
蒸留することで抽出できるかから軽い「軽油」となります。
ガソリンも抽出の仕方は同じです。
では何が違うのでしょうか?
それは蒸留する時の温度です。
それだけ?って感じしますよね。笑
ガソリンは軽油より低い温度で抽出します。
この違いから沸点に差がでてきます。
軽油の沸点 180-350°
ガソリンの沸点 30-220°
これで何が変わるのかというと「エネルギー効率」です。
すごく科学っぽくなってきました。

 

以前にお話した
レギュラーとハイオクの違い
でハイオクの方がより高圧縮でき、ギュッと詰まった空気とガソリンを点火し爆発させることによって
より大きなパワーを生み出します。と伝えたのですが、
軽油は更にその上をいきます。
その為、さらにエネルギーの効率も良く高出力・低燃費となります。
だから、パワーのいる大型自動車は軽油が使われるのが多いのです。
軽油いいやん!
全部の車軽油にしたらええやん!
ってなると思いますが、もちろんデメリットもあります。

 

エネルギーを使う分、振動や騒音が大きくなります。
その為小型車だとそれらを吸収できずに乗り心地が悪くなります。
また寒さにも弱いのです。
あんまりないですが、ガソリンよりも凍りやすいのです。
後メンテナンスにもガソリン車よりも比較的にお金がかかりますね。

 

メリットは上記にも書いた
加速やパワーにも優れている点、
そして昔と比べて環境にも優しくなり、
今はクリーンディーゼルとも呼ばれるようになりました。

 

でわガソリン車に軽油を入れるとどうなるの?
これは全く動きません。絶対にダメです。

 

そもそもレギュラーとハイオクとのオクタン価の違いというレベルではなく、
そもそも軽油専用にエンジンも作られているため、
動力を生み出す発火のの仕方がまるで違います。

 

ガソリン⇒ガソリンと空気に圧をかけて点火プラグで爆発。
ディーゼル⇒燃料室に軽油を吹きかけて爆発。

 

その違いはガソリンは火でよく燃えて、
ディーゼルは熱を加えてよく燃えるからです。
ガソリンにライターの火を近づけると大爆発しますが、
ディーゼルは簡単に火が付かないのです。
ガソスタで火気厳禁はこのためですね。

 

対して軽油は250°で自然発火しますが、ガソリンは300°まで上がらないと自然発火しません。
こういった特性をもって車は作られているため、燃料が違うと動かないのです。

 

余談
ディーゼル車にガソリンを入れた場合
ガソリンは潤滑性がよく噴射に向いておらず、噴射装置が故障するため動けなくなります。
給油直後は混ざっているため、少しは動くかもしれませんが、いずれ止まりエンジンの大きな修理となります。

 

ガソリン車にディーゼルを入れた場合
軽油の量が多いとエンジン始動もできません。ガソリン量が多いと少しは動きますが
こちらもエンジン内でしっかり燃焼ができないので、プラグが煤で汚れて点火できずに止まります。

 

 

 

☆過去の豆知識☆
車の豆知識①【ハザードランプ】
車の豆知識②【冬場の車の取り扱い】
車の豆知識③【ナンバープレート】
車の豆知識④【メーカーやロゴマーク】
車の豆知識⑤【修復歴】
車の豆知識⑥【燃費】
車の豆知識⑦【雨の運転】
車の豆知識⑧【ターボとスーパーチャージャーの違い】
車の豆知識⑨【シートベルト免除の条件】
車の豆知識⑩【ガソリン】

 

 

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